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〜お花見お弁当箱〜遊山箱(ゆさんばこ)をご存知ですか?

私、恵美須ゆうのふるさと徳島県発祥の「遊山箱」。私も実は、数年前まで知りませんでした。「遊山」の語源は、禅宗の言葉で仏教語で、遊山の「遊」は自由に歩き回る、「山」はお寺のことで、修行を終えた僧が他の山(寺)に修行をする旅のことを言ったのが始まりらしい。その後、一般的に気晴らしに山野に遊びに出かけることを「遊山」という意味で使うようになったそう(例/物見遊山)。  徳島では、日常的に昭和40年代まで使われていた遊山箱。どのような用途かというと。毎年旧暦の桃の節句に子どもたちがお弁当箱になる遊山箱を持って吉野川や山へと出かけといった使い方だったそうです。遊山箱は、取っ手のついた木箱に小さな引き出しが3つ入っていて、色は赤、黄、緑。当時は、1段目にういろう羊羹、2段目におにしめとゆで卵、3段目に巻き寿司などをお母さんが入れてくれ、それを持って遊びに出かけたんですね。  私はなじみがなかったのですが、お正月に帰省した際に「いちかわ」というお店で見かけた「遊山箱」の可愛らしさにやられてしまいました。当日にの黒に桜の絵の遊山箱(写真上)を購入。そして今年、更に黄緑にピンクのれんげ畑(写真下)の遊山箱を買って帰りました。こんな可愛く、実用的な遊山箱も時代の流れとともに使われなくなり、懐かしいものとなりつつありましたが、ここ数年、伝統の料理や食育に最適と見直され、各方面から注目されるようになってきたようです。  われわれ日本のふくものを探す「ふくもの隊」がこの遊山箱を見逃すわけにはいきません! ぜひ、みなさんに知ってもらい、日本の花見に欠かせない花見、野山や川でお弁当を広げる楽しさをこの遊山箱で子どもさんに伝えて欲しいと思います。また大人のパーティシーンでも遊山箱はかなり活躍してくれますよ(写真ウ)。無粋な使い捨ての容器ではなく、昔ながらのエコな入れ物、遊山箱を持ってさんぽに出かけませんか。 鮮やかな黄緑にピンクの れんげの絵が入った遊山箱。 春にぴったり!  この小さな箱に詰まった「ふく」をみんなで頂く。これからも遊山箱を紹介していきたいと思います。 お店にお伺いした際に「こちらのサイトで取り上げてもよろしいでしょうか?」との問いに快く了解を出してくださった漆器蔵いちかわの市川貴子さん。市川さん自身も遊山箱を持って、れんげ畑や山に遊びに行ったそうで、「いつか遊山箱を復活させたい」と思っていたそうです。その気持ちから、各地の木地師や塗り師に相談し、平成7年から店頭に並ぶように。

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